幹部らの前で…張成沢、部下7人とともに処刑
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.30 09:07
北朝鮮が12日に国家転覆陰謀容疑で張成沢(チャン・ソンテク)前労働党行政部長を処刑する際に部下7人を一緒に処刑したことがわかったと韓国政府当局者が29日に明らかにした。
同関係者は、「張成沢が12日の国家安全保衛部特別軍事裁判直後に処刑された際、労働党幹部2人と内閣2人、軍2人、企業所支配人1人の7人が一緒に処刑されたと承知している」と明らかにした。情報当局は当時処刑された人物は党副部長と課長級と判断しており、具体的な身元は確認中としている。
関係者は、「処刑は軍事裁判が行われた平壌(ピョンヤン)の保衛部内で行われた。張成沢のすべての職位を剥奪し失脚させる決定を下した8日の党政治局拡大会議に参加した主要幹部が参観する中で処刑された」と話した。主要幹部に処刑を見せたのは金正恩(キム・ジョンウン)唯一体制に反旗を翻す場合には同じ境遇になるということを示すための恐怖政治の一環というのが韓国政府当局の分析だ。