日本が「結者解之」できる外交圧力を…申ガク秀・前駐日韓国大使(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.12.29 13:20
日本語で「空気を読め」という言葉は「雰囲気を把握しろ」という意味だ。目に見えない空気の流れを読んで他人に迷惑になる行動は慎むようにとの配慮の意を込めた表現だ。その日本がいま周辺国の空気を読めずにいる。安倍晋三首相の靖国神社参拝強行をめぐる日本、さらには北東アジアの空気はどのように読むべきだろうか。韓日両国で「日本通」として通じる申ガク秀(シン・ガクス)前駐日大使に尋ねた。
先月国立外交院国際法センターの初代所長に就任した申前大使は、外交部第1、第2次官を務めた後、2011年6月から2年間駐日大使を務めた。昨年8月に李明博(イ・ミョンバク)前大統領の電撃的な独島(ドクト、日本名・竹島)訪問で韓日関係が悪化の一途を進んだ時期に駐日大使を務めていた。申前大使は27日、「韓国政府も韓日関係回復に向け水面下で多角的に努力してきたが、これに対し冷や水を浴びせる行為。外交の根幹である信頼を崩す措置で甚だ遺憾だ」と批判した。以下は一問一答。
――なぜいま参拝を強行したのだろうか。