金正恩「戦争をいつやると広告は出さない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.26 10:36
金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が軍部隊を訪れ、「戦争はいつやると広告を出さないということを忘れずに、戦いへの準備完成に最大の拍車をかけなければならない」と話した。朝鮮中央通信と労働新聞など北朝鮮メディアは25日、金正恩が金正日(キム・ジョンイル)最高司令官推戴記念日の24日を迎え平安南道南浦(ピョンアンナムド・ナムポ)の526大連合部隊指揮部を訪れこのように話したと報道した。
北朝鮮はこれに先立ち19日に青瓦台(チョンワデ、大統領府)に「予告なしで打撃する」という内容の電話通知文を送った。それから5日後に直接金正恩が「戦争」に言及した。北朝鮮の対南窓口の祖国平和統一委員会書記局はこの日、朴槿恵(パク・クネ)大統領に対北朝鮮政策の原則が信頼なのか対決なのか明らかにするよう公開質問を投げかけた。祖国平和統一委員会は公開質問状で、「朴大統領が当選して1年になる。民族と民主、平和と統一のための道に進むのか、そうでなければ対決と戦争の道に進むのか」と尋ねた。祖国平和統一委員会は朴大統領を「朴槿恵」と呼び捨てにし、「民心に逆らい恥かしい死に至った亡父の悲劇を忘れてはならない。いまこそ最後の選択をすぐにしなければならない時だ」とした。