【社説】自衛隊の実弾支援、政治的利用すべきでない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.26 08:26
アフリカの新生独立国である南スーダンの平和維持と再建をサポートするために派遣された韓国軍部隊が最近、現地の日本の自衛隊から弾薬を支援された。事案のデリケートな部分について検討もなく自衛隊に支援を要請したのは誤りだという指摘と共に、日本に政治的に利用された格好になったという批判が提起されている。私たちの考えは違う。部隊員の安全が脅威を受ける状況で選択した適切な措置だったと見る。
国連の平和維持活動(PKO)レベルで2011年に組織された国連南スーダン任務団(UNMISS)には、約50カ国から派遣された7600人が参加している。韓国は210人の工兵と70人の特殊戦司令部兵力で構成されたハンビッ部隊を派遣し、日本の自衛隊も工兵隊を中心に320人を派兵した。今月中旬に現地で起きたクーデターが内戦に飛び火しながら平和維持軍の安全が脅威を受ける状況になった。韓国軍部隊長はUNMISSを通じて実弾支援を緊急要請した。韓国軍が使う5.56ミリ口径の実弾を日本が持っていると確認されて現地自衛隊から実弾1万発を提供されたということだ。