韓国が要請した実弾1万発、安倍首相の野心の踏み台に?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.25 09:11
23日午前11時53分、東京の永田町にある首相官邸。公休日(天皇誕生日)に合わせて私邸に留まっていた安倍晋三首相があたふたと官邸に入っていった。さらに菅義偉官房長官、岸田文雄外相、小野寺五典防衛相が後に続いた。4日に新しくスタートした国家安全保障会議(NSC)の「4人意志決定機構」による事実上の最初の会議であった。緊急案件は韓国からの「実弾1万発の支援要請」。
政府軍と反乱軍が内戦中のアフリカ南スーダンのボル地域で国連平和維持活動(PKO)を行っている韓国軍ハンビッ部隊(工兵隊280人)が22日午前(日本時間)、「治安悪化に対応する弾薬が不足している」として国連にSOSを送った。国連は「急いで提供しなければ(ハンビッ部隊駐留区域内の)避難民が危険に陥る可能性が高い」として日本政府に促した。韓国政府も同日午後11時20分ごろ、支援を公式要請した。周辺で韓国軍と同じ口径5.56ミリ小銃弾を大量に持っているのは日本の自衛隊だけだったという。