【コラム】朴大統領、天上から地上に降りてくるべき(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.24 15:07
させれば決して拒まず、いったん始めると最後まで歌うのが音痴の条件というが、それは知らない人が言う言葉だ。経験したことがない人は分からない。歌えない人に歌を強要するのがどれほど過酷な行為であるかを。朴槿恵(パク・クネ)大統領の今の心情がそうではないだろうか。結局、テレビで生中継される新年記者会見を開くことにしたという。
当選して1年が過ぎたが、朴大統領は国内メディアを相手に一度も記者会見というものをしなかった。全国民が見守る中で記者の質問に即答する形式の対国民疎通のことだ。朕が国家である絶対王政時代でもなく、主権が国民にある民主主義国家では異例だ。「不通の象徴」だった李明博(イ・ミョンバク、MB)大統領も、当選直後から1年間に15回の記者会見または「国民との対話」をした。同じ期間、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は18回した。