張成沢処刑を指揮した金元弘、崔竜海とともに浮上した実力者
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.24 08:35
張成沢(チャン・ソンテク、前国防委員会副委員長)処刑後、崔竜海(チェ・ヨンヘ)総政治局長(63)と金元弘(キム・ウォンホン)国家安全保衛部長(68)が北朝鮮の新たな実力者に浮上したことを、国家情報院が23日確認した。
南在俊(ナム・ジェジュン)国家情報院長は国会情報委に出席し、「金正恩(キム・ジョンウン、第1書記)の側近の実力者は金元弘と崔竜海」とし「特に金元弘を通じて内部の取り締まりを強化している」と述べたと、情報委セヌリ党幹事の趙源震(チョ・ウォンジン)議員が伝えた。
金元弘は人民軍大将、総政治局副局長を経て、4月に国家安全保衛部長に任命された。韓国の国家情報院長に該当する。就任直後の4月から張成沢の不正を調査し、金正恩に密かに報告し、12日の張成沢処刑も直接指揮したと、国家情報院は把握している。12日の張成沢処刑以降は、北朝鮮住民を監視し、混乱を防ぐ責任を負っていると、国家情報院はみている。