韓国人の金融資産、総資産比重25%…日本は59%と高く
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.23 15:17
韓国金融研究院は22日、「韓国の家計資産構造の現況と示唆点」報告書で「他国に比べて不動産など実物資産の比重が高く、低所得層のための金融資産形成支援が必要だ」と指摘した。
統計庁によれば昨年基準で韓国の家計総資産は平均3億1495万ウォン(約3090万円)だが、このうち金融資産は7855万ウォンに過ぎないということだ。総資産対比の金融資産の比重は24.9%に過ぎない。一方、実物資産は2億3639万ウォンで総資産の75.1%に達した。パク・ジョンサン研究委員は「担保融資や信用融資・賃貸保証金などを合わせた借り入れ総額が家計あたり5291万ウォンで、これを除けば純金融資産は2564万ウォンにすぎず、これに比べて米国は金融資産の比重が68.5%、日本(59.1%)、豪州(38.7%)とやはり韓国に比べて顕著に高い」と話した。