大韓航空「株式・航空機など売却で3兆5000億ウォン調達する」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.20 17:09
韓進グループ核心系列会社である大韓航空が株式・不動産・航空機を売却し、3兆5000億ウォン(約3500億円)台の資金を調達することにした。これを通じて800%の負債比率を400%以下に落とすなど財務状態を好転させ、“兄弟企業”韓進海運の支援資金を確保する計画だ。また大韓航空は来年の韓進海運の有償増資に4000億ウォンを限度に参加する計画だと明らかにし、韓進海運の最大株主が崔恩瑛(チェ・ウンヨン)現会長(51)から大韓航空、すなわち趙亮鎬(チョ・ヤンホ)韓進グループ会長(64)に代わる可能性が高まった。
大韓航空は19日、ソウル汝矣島の韓国取引所で公開経営説明会を開き、こうした内容の自救計画を発表した。まず保有中のエスオイル株3000万株を処分して2兆2000億ウォンを確保する。大韓航空は韓進グループ系列会社の韓進エネルギーを通じて、エスオイル株28.4%(普通株3198万株)を保有している。大韓航空は現在エスオイル大株主であるサウジアラビアの国営石油企業アラムコと3000万株一括売買交渉を進めていると明らかにした。