安倍首相「戦争できる日本」を公式宣布(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.18 08:55
日本の安倍内閣が17日に閣議を通過させた「国家安全保障戦略」の文書は33ページに及ぶ。中長期外交安保政策の最上位概念である安保戦略を新たに作ることになった趣旨と基本理念から始まり、米国、中国、韓国、オーストラリア、北朝鮮、さらにはフランス、スペイン、ポーランドなどほぼすべての主要国との関係設定まで細かく書いた。だが、これを一言で要約すれば「私たちはこれから『積極的平和主義』に進む」という一種の宣言文だ。
北朝鮮の情勢不安、中国の尖閣諸島(中国名・釣魚島)威嚇と軍事力膨張などをただ眺めてはいられないので日本も武装することは武装し、介入することは積極的に介入するという話だ。平和憲法を旗印に掲げ戦争と武器から自らの手足を縛った戦後秩序から抜け出して戦争も可能な「普通の国」へと背伸びするための歩みを踏み出し始めたのだ。