日本、単独での武力行使の道開く…戦後初の安保戦略確定
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.18 08:16
日本の安倍晋三内閣が17日、「国家安全保障戦略(以下、安保戦略)」を発表した。今後の外交・安保政策の中長期指針になる戦略で、戦後初めて策定したものだ。
これと共に安倍内閣は、安保戦略を実現するための10カ年防衛計画である「新防衛概要(大綱)」と5カ年(2014~2018年)武器体系を定めた「中期防衛力整備計画」も閣議を通過させた。「安倍カラー」が強く漂う「安保3セット」を通じて軍事強大国に進むための骨格を完成したことになる。
最高の上位概念である安保戦略は、最近創設された日本版国家安全保障会議(NSC)のスタートに合わせて作られたもので、戦後の日本の安保戦略を約56年ぶりに一大転換する戦略だ。日本は自衛隊創設3年後である1957年5月の「国防の基本方針」を確定、「専守防衛」と「国連中心主義」の路線を歩んできた。