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北朝鮮、金正日2周忌を目前に軍部の浮沈が一層激しく(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.17 10:25
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金正日(キム・ジョンイル)総書記の2周忌を翌日に控えた16日、北朝鮮は中央追悼大会の代わりに金正恩(キム・ジョンウン)第1書記を団結と領導の唯一中心として決死擁護することを誓う朝鮮人民軍将兵の集会を開いた。昨年の金正日1周忌の場合、前日に追悼大会など関連行事を開いたが、16日には夜遅くまで追悼大会のニュースは確認されなかった。

統一部の当局者は「金日成(キム・イルソン、1994年7月8日死去)の中央追慕大会の場合、1周忌行事だけが死去した日の前日に開かれた」とし「2周忌の行事は当日に行われた」と話した。また「金正日追悼大会も昨年16日、平壌(ピョンヤン)体育館で行われたが、今年からは金日成追悼大会のように当日に行われる可能性がある」と伝えた。

 
金日成・金正日の遺体が安置された錦繻山(クムスサン)太陽宮殿の広場で行われた忠誠を誓う集会には、崔竜海(チェ・ヨンヘ)総政治局長をはじめ、軍の幹部が多数出席した。李永吉(リ・ヨンギル)総参謀長、張正男(チャン・ジョンナム)人民武力部長、呉金哲(オ・グムチョル)総参謀部副総参謀長、徐鴻賛(ソ・ホンチャン)人民武力部第1副部長、尹東玄(ユン・ドンヒョン)人民武力部副部長などだ。人民武力部長と総参謀長を務めた金格植(キム・ギョクシク)大将の姿もあった。金正恩時代の軍部の関心に浮上した人物だ。

各種行事で見られる呼称の順序は北朝鮮権力の序列を表す。この日、追悼式が開かれず、類似の比較は難しいが、軍部の核心を見ても多くの顔が変わった。金正日死去当時に総参謀長だった金英春(キム・ヨンチュン)副元帥(葬儀委員序列5位)は軍服を脱ぎ、党軍事部長へと移った後、軍の行事から姿を消した。李英鎬(リ・ヨンホ)元総参謀長(4位)も昨年7月、内閣と利権争いをし、粛清されたと把握されている。金正覚(キム・ジョンガク)軍総政治局第1副局長(24位)と禹東則(ウ・ドンチュク)国家安全保衛部第1副部長(25位)も金正恩の側近にいない。ともに金正日の最後の道を一緒にした霊柩車を囲む7人(金正恩除く)のうち軍部4人だ。結局、霊柩車7人のうち崔泰福(チェ・テボク)最高人民会議議長と金己男(キム・ギナム)党書記だけが健在だ。

12日に処刑された張成沢(チャン・ソンテク、19位)と14日に持病で死去した金国泰(キム・グクテ)国家検閲委員長(7位)を除いても、序列30位圏に入っていた李泰男(リ・テナム)副首相(28位)、金鉄万(キム・チョルマン)国防委委員(30位)は最近見えない。


北朝鮮、金正日2周忌を目前に軍部の浮沈が一層激しく(2)

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    2013.12.17 10:25
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    2年前には…金正恩(キム・ジョンウン)が2011年12月20日、党と軍の核心人物とともに、金正日(キム・ジョンイル)の遺体が安置された錦繻山太陽宮殿を参拝している。2周忌の17日に参拝する際、誰が周囲にいるかが注目される。(写真=中央フォト)
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