韓国、北の突発事態に備えNSCを常設化…金正日2周忌控え“クーデター説”も(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.17 08:35
政府高位関係者は「金正恩(キム・ジョンウン)が表面的には北朝鮮を完全掌握したと見られるが、実際の内部事情は正確には分からないのではないか」として「北朝鮮の急変事態があるのか、でなければ内部結束のための挑発があるのかも分からない状況」と話した。
これと関連して16日、北朝鮮・中国の境界地域では「金正恩が崔竜海(チェ・ヨンヘ)総政治局長ら軍部によって逮捕された」というデマまで出回ったと情報当局者が伝えた。中国延吉に滞在中のある対北朝鮮事業家も中央日報に「北朝鮮にクーデターが起きたという話が出回っている」と知らせてきた。しかし情報当局者は「金正恩逮捕説やクーデター説は根拠がないと思われる」と付け加えた。一方で北朝鮮軍はこの日、白クリョン島(ペクリョンド)一帯に向けて「6海兵旅団に送る通告状」という題名のビラを散布して「前代未聞の破壊力を持つ打撃手段で発射準備の状態にある。我々は嘘は言わない、やるときはやる」と威嚇した。