韓米防衛費分担金交渉が難航…まだ1000億ウォンの隔たり
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.12.16 14:51
韓国と米国は14日、来年以降に適用される新しい在韓米軍防衛費分担金特別協定(SMA)締結のため「第9回高官級協議」を開き、主要争点の一括妥結を図ったが、最終合意には至らなかった。ソウル外交部庁舎で開かれたこの日の協議は10、11日に2回の交渉を行った後、3日ぶりに開かれた。両国は16日以降、また交渉を続けていく。
黄浚局(ファン・ジュングク)外交部韓米防衛費分担交渉大使、エリック・ジョン米国務省防衛費分担交渉大使など両国代表団はこの日の協議で、来年度の防衛費総額をめぐり交渉を続けた。
米国側は公平な分担原則を前面に出し、韓国政府の在韓米軍防衛費分担金を今年の8695億ウォンから1兆ウォン(約1000億円)以上に増額するべきだと主張したという。一方、韓国政府は在韓米軍に対する間接支援と物価上昇率、その間の引き上げ幅などを勘案し、常識的なレベルの調整を要求した。