莫大な負債を抱える仁川、アジア競技大会後には“リストラ”も(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.13 15:06
国際スポーツ行事による地方自治体の赤字は今後さらに増えていく見込みだ。2014仁川(インチョン)アジア競技大会、2015光州(クァンジュ)夏季ユニバーシアード大会、2019光州世界水泳選手権大会など超大型行事が次々と開催されるからだ。
仁川市はアジア競技大会の準備のため財政が日々悪化している。「重症」という表現がふさわしいほどだ。2008年末に1兆5431億ウォンだった債務は、6月末基準で2兆9706億ウォン(約2900億円)と倍増した。増えた負債1兆4275億ウォンのうち約1兆2000億ウォンがアジア競技大会によるものだ。競技場などの建設のために抱えた負債だ。