第2ロッテワールド、火災時の階段脱出に2時間
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.12 15:41
ソウル蚕室(チャムシル)に建設中の第2ロッテワールド(地上123階、555メートル)の安全性が、再び問題になっている。第2ロッテワールドの最上階の123階から地上まで特別避難階段を利用して移動する場合、2時間近くかかることが明らかになった。特別避難階段とエレベーターを利用する場合にも1時間程度が必要とされた。ソウル市議会の都市安全委員会が5日、ロッテワールドタワーの建設現場を訪れて安全点検を実施した結果だ。
ロッテ側が立てた避難計画によれば、第2ロッテワールドには5つ(24階、50階、70階、88階、112階)の避難安全区域が設置される。火災が発生する場合、最も近い避難安全区域に集まって避難用エレベーター(17台)を使って脱出することになる。避難用エレベータのほかにも特別避難階段などを利用して待避できるようにした。建物利用予想人員の2万人が待避を完了する時間は、避難階段だけを利用する場合は1時間58分、特別避難階段とエレベータを併用する場合は1時間3分を要する。