【中央時評】韓半島ドラマ第4幕も遠くはない(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.11 15:02
歴史の神はドラマが好きなようだ。20世紀以降、神は3民族を主演に抜てきした。ユダヤ人、ドイツ人、そして韓民族だ。これを通じて人類は悲劇と喜劇の驚くべき組み合わせを見ている。ユダヤ人は他の民族に故郷を奪われ、2500年ほど世界に離散した。ディアスポラ(Diaspora)だ。第2次世界大戦当時、ナチに600万人が虐殺されたりもした。その民族が1949年に建国すると完全に変わった。安保のためには最も勇猛な国になったのだ。
イスラエルは自分より数十倍も体が大きいアラブを相手に4度も戦争で勝った。戦争だけでない。イスラエルの戦闘機は1981年にイラク、2007年にはシリア原子炉を破壊した。ユダヤ人は遠くからミサイルを発射する方法をとらなかった。重い爆弾を載せて1000キロほど飛行し、目で確認して攻撃した。操縦士は喜んで命をかけた。最近イランは核開発を放棄した。イランはイスラエル空軍が限りなく恐れたはずだ。
2010年11月、延坪島(ヨンピョンド)の民間人の村が火の海となった。それでも韓国空軍は機関銃1発も撃たなかった。空軍は1000億ウォン(約100億円)の戦闘機を40機ほど保有していた。100キロ離れたところから窓に命中するミサイルがあると誇っていた。その空軍が罪のない国民が死亡しても“遊覧飛行”をした。いま韓国軍はイスラエルのスパイクミサイル購入に熱を上げている。