<中国発スモッグ>国内の汚染物質も減らさなくては=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.11 11:45
人体に有害な粒子状物質を含む“チャイナスモッグ”が足下の火となっている。だが、われわれの周辺の粒子状物質は必ずしも中国だけから来るのではない。国内の工場や自動車から出る排気ガスなども粒子状物質汚染度を高める原因のひとつだ。すぐには中国発の粒子状物質を減らすことはできない状況で環境基準をクリアするには国内での汚染排出を50%前後に大きく減らさなければならない状況だ。
環境部は10日、ソウル市内のホテルで開かれた「第2次首都圏大気環境管理基本計画案(2015~2024年)」に対する公聴会を通じ、首都圏地域の大気汚染縮小目標と推進策を出した。環境部は2010年基準で1立方メートル当たり47マイクログラムとなっている首都圏地域の粒子状物質の年平均濃度を2024年までに30マイクログラムに下げることにした。世界保健機関(WHO)の基準値である25マイクログラムに近い目標だ。また、微小粒子状物質(PM2.5)は2024年ごろに年平均濃度を2015年導入予定の環境基準値25マイクログラムに合わせることが目標だ。