“中国通”張成沢の予見された粛清、中国には不快な出来事…米国の北朝鮮専門家
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.11 08:49
北朝鮮が張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長を粛清したことで、今後、中国との関係が円滑に進まない可能性もあるという指摘が、米国内の北朝鮮専門家の間で出ている。
ジョンズ・ホプキンス大国際関係大学院のアレクサンダー・マンスロフ研究員は10日(現地時間)、「張成沢粛清は、金正日(キム・ジョンイル)総書記が1970年代半ば叔父の金英柱(キム・ヨンジュ)を粛清したのと比較される事件」とし「金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が譲り受けた権力を自分の権力に作っていく過程」と分析した。
マンスロフ研究員は「これで金正日が金正恩の権力定着化するために指名した7人のうち、北朝鮮労働党書記の金己男(キム・ギナム)と崔泰福(チェ・テボク)を除いた5人(禹東則国家安全保衛部第1副部長、李英鎬軍総参謀長、金正覚総政治局第1副局長、金英春人民武力部長、張成沢)が退いた」と述べた。