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<サッカー>韓国、2017年U-20W杯開催地に決定

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.06 09:35
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韓国が2017年国際サッカー連盟(FIFA)U-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)を開催する。

韓国は7日(日本時間)、ブラジルのリゾート地コスタ・ド・サウイペで開かれたFIFA執行委員会での投票の結果、アゼルバイジャンを抑えて開催国に決定した。これを受け、韓国は2001コンフェデレーションズ杯、2002韓日W杯、2007年U-17W杯に続き、FIFAが主管する4大男子大会をすべて開催するグランドスラムを達成することになった。

 
この大会は、1983年にメキシコでパク・ジョンファン監督が率いる韓国U-20代表が4強入りし、韓国サッカーが「レッドデビル」と呼ばれるきっかけとなった伝統あるサッカー祭典で、成人W杯に続いて世界ファンの関心が大きい。

投票の現場を見守った金鐘(キム・ジョン)文化体育観光部第2次官は「2002年W杯施設を再活用し、FIFA支援金とサッカー協会の財源だけで大会を開催する。政府の財政支援なく開催する最初の国際大会という点で意味が大きい」とし「政府は財政支援以外の各種行政的支援に全力投球する」と述べた。

今年5月に本格的にU-20W杯招致戦に飛び込んだ鄭夢奎(チョン・モンギュ)大韓サッカー協会会長(51)はFIFA執行委員に一人ずつ会うなど、招致に熱意を見せた。U-20W杯の招致に成功したことで、鄭会長は国際サッカー界進出の土台を築いた。

4年後に開催される大会では、韓国版「黄金世代」が登場し、先輩が築いた83年メキシコ大会と02年韓日W杯の4強神話の再現に挑む。スペインのFCバルセロナユース“3銃士”、97年生まれのペク・スンホ(16)、98年生まれのイ・スンウ、チャン・ギョルヒ(ともに15)がその主人公だ。3人は韓国で開催される2017年U-20W杯の舞台でプレーする年齢帯でもある。

2011年にバルセロナのユースチームに入団したイ・スンウは各種大会で優勝や得点王に輝いている。15歳チームからの飛び級で16-18歳が集まるユースチーム(フベニールB)で先輩たちと競争している。すでにイングランドのビッグクラブ、チェルシーやマンチェスターシティからラブコールを受けている。イ・スンウは最近、ルイス・スアレス(26、リバプール)のエージェントと契約を結ぶなど注目を集めている。

チャン・ギョルヒはバルセロナのカデテB(14-15歳)、ペク・スンホはフベニールBで活躍中だ。3選手は3月、FIFAから「18歳未満の選手に対する海外移籍を禁止するFIFA規定19条を違反した」という理由でスペインユース正規リーグへの出場が禁止されたが、FIFAが主管しない国際大会に出場しながら成長している。

イ・スンウとチャン・ギョルヒはすでに太極マークを付けた。2人は9月、2014U-16アジア選手権の予選にそれぞれストライカーと左ウイングで出場し、本大会進出に貢献した。イ・スンウはラオス戦で4得点した。来年のタイ本大会で16チームのうち4位に入れば、チリU-17W杯に出場できる。

チョン・ジョンヨンU-15韓国代表監督(44)は「イ・スンウはファーストタッチなくボールをコントロールする。動きとドリブルが半テンポ速く、リオネル・メッシ(26、バルセロナ)のように空間に食い込む。チャン・ギョルヒはサイドで瞬間的な力と技術で突破し、守備を崩す。フランク・リベリー(30)、シェルダン・シャキリ(22、ともにバイエルン・ミュンヘン)とスタイルが似ている」とし「ユース代表で1歳の差は大きい。しかしスンウとギョルヒが成長すれば、ペク・スンホら1歳上の先輩たちと激しく競争するだろう」と話した。

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    鄭夢奎(チョン・モンギュ)大韓サッカー協会会長(51)。
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