北朝鮮の歴史は血の粛清史…公開銃殺、無条件服従を誘導(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.05 11:19
公開処刑は「恐怖の統治術」だ。最小限の尊厳もなく凄惨な最期を迎える場面を群衆に目撃させることで、権力に対する無条件の服従を誘導する。張成沢失脚説が浮上した北朝鮮で公開処刑問題がまたイシューとなっている。
4日の国会外交統一委員会では、北朝鮮の張成沢(チャン・ソンテク)国防委副委員長兼党行政部長の側近に分類される行政部の李龍河(リ・ヨンハ)第1副部長と張秀吉(チャン・スギル)副部長の公開処刑に関する質問が続いた。
「11月末に(張成沢の)側近2人に対する公開処刑があったのは事実か」という鄭文憲(チョン・ムンホン)セヌリ党議員の質問に対し、柳吉在(リュ・ギルジェ)統一部長官は「そうだ」と答えた。前日に国家情報院が報告した内容を確認したのだ。