経済回復への道は企業投資だが…政治混乱に顔色うかがうばかり=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.03 11:41
朴槿恵(パク・クネ)大統領が近く今年に入って4回目の貿易投資振興会議を主宰する。新政権発足後、4月30日の最初の会議から直接取りまとめている会議だ。会議の名前通り、朴槿恵政権は「貿易」と「投資」に死活をかけている。この会議がこれほど特別な理由は何だろうか。いま韓国経済が置かれている状況を見ればなぜそうなのかすぐわかる。韓国経済は昨年に続き今年まで2年連続で2%台の低成長の泥沼でもがいている。
ここから脱出するために韓国政府は上半期に大規模財政を動員し景気回復の火種をおこすことにした。企業投資活性化の呼び水として17兆3000億ウォン規模で追加補正予算を編成した理由だ。このおかげで第3四半期に韓国経済は27カ月ぶりに前四半期比1%台の成長率を記録し景気回復の芽が出た。