通常国会3カ月間に通過した法案0件=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.02 11:19
「12月2日」は予算案処理の法定期間だ。憲法は会計年度開始日である1月1日の30日前となるこの日までに予算案を確定するよう定めた。しかし国会は憲法が定めた期間を10年間違反してきた。今年で11年連続の違反を控えている。与党セヌリ党による黄賛鉉(ファン・チャンヒョン)監査院長任命同意案の単独処理に民主党が「無期限国会ボイコット」で対抗しており、1日現在予算協議は全面的に中断された状態だ。そのため2日の予算案通過は「奇跡が起きても時間的に不可能だ」というのが国会予算決算特別委員会関係者たちの話だ。
法定期間順守どころか、年内に処理できるかも不透明だ。来年1月1日からは予算案なしで「準予算」により政府を運営する韓国版シャットダウン(政府閉鎖)の可能性まで議論されている。
予算案だけではない。今年通常国会で処理された法案は1日現在「0件」だ。本会議通過を前に該当常任委員会を通過した法案もほとんどない。セヌリ党と民主党ともに今回の通常国会で必ず処理しなければならない法案を100件余り、50件余りずつ選定した状態だが、いまのようなスピードではほとんど処理できない可能性が大きい。10日に終わる通常国会の会期まで本会議は4回残っている。