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米B-52爆撃機が中国の防空識別圏通過、緊張高まる(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.28 08:57
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防空識別圏をめぐり日中に続き米国が対立の中心に入ったことで北東アジア情勢は突然不安になった。日中対立が領有権紛争であるのに対し、いわゆる“新型大国”である米中対立はパワーゲームの様相に展開しかねないためだ。自然に緊張の度合いもさらに大きくなる。中国軍関係者はすぐに強硬発言を出している。空軍現役少将の喬良国防大学教授は中新網とのインタビューで、「われわれが設定した区域内に第三国の飛行物体が入ってくれば呼び出しに無線で必ず答えるべきで、答えない場合は戦闘機が発進し飛行体を追い出すだろう。これ応じなければただちに撃墜することもできる」と警告した。

米中対立は両国間でバランス外交を追求してきた韓国の国益を脅かしている。外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官は27日に韓国国防研究院が主催したフォーラムで、「防空識別圏問題は厳しい(北東アジア)情勢をさらに厳しくさせる事態に発展している」と吐露したのはこうした悩みを含んでいる。尹長官は、「領土対立と歴史問題が民族主義と結びつけば域内情勢は急速に悪化しかねない」ともした。

 
中国の政治評論家である張懐東氏は、「日本と領有権紛争をしている釣魚島に対する主権強化を通じ、西太平洋に進出するための中国の防空識別圏が米国と日本の強力な反発を呼び北東アジアに新たな冷戦気流が作られている」と分析した。彼は「米国が調整役をできず強硬対応に進む場合、米中間、日中間の衝突の可能性はそれだけ高まるほかないだろう」と予告した。


米B-52爆撃機が中国の防空識別圏通過、緊張高まる(1)

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