<韓日中共同歴史教科書・論戦2>可能でもなく、望ましくもない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.26 15:26
▼イム・ジヒョン漢陽(ハンヤン)大学史学科教授
歴史に対する権力の関心がこの1カ月で急に高まっている。青瓦台(チョンワデ、大統領府)が国史の修能(日本の大学入試センター試験に相当)の必修課目化を議題化したことを始め、政権与党の「国政国史教科書」の公論化に続いて再び青瓦台が北東アジア共同歴史教科書編さんを提案した。お金と開発に向いていた李明博(イ・ミョンバク)政権の物神主義に比べれば、朴槿恵(パク・クネ)政権の歴史に対する関心と教養は明らかに引き立って見える。韓国史や中国史、日本史のような個別の「国史」の境界を跳び越える共同歴史教科書を通じて、東アジアの平和と協力を指向するという意志にも感心する。しかし、首をかしげてしまうのは仕方がない。