<野球>“石直球”呉昇桓、“蛇直球”林昌勇の道を歩む?(1)
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2013.11.26 11:01
呉昇桓(オ・スンファン、31、阪神)と林昌勇(イム・チャンヨン、37、シカゴ・カブス)は似た点が多い。投球フォームは違うが、右投げの抑え投手として韓国で頂点に立った。2人ともひじの手術を受けた経歴があり、強力なストレートが最高の武器だ。林昌勇はヤクルトと年俸3000万円、呉昇桓は阪神と年俸3億円で契約し、入団条件は全く違うが、32歳で日本で最初のシーズンを迎える点は同じだ。2人はサムスン・ライオンズで一時ルームメートとなり、親しい先輩・後輩関係だ。呉昇桓は普段から兄のように慕っている林昌勇と似た道を歩むことになるのだろうか。
◇“石直球”と“蛇直球”
2008年に日本に進出した林昌勇は、最高球速160キロの直球を武器にヤクルトの守護神となった。林昌勇のフォーシームボールはあたかも蛇が体をくねらせるように打者の前で大きく変化するため“蛇直球”と呼ばれる。林昌勇は「抑え投手はいろんな球を投げにくい。自信があるボールで勝負することになるが、私の場合は直球がそれ」と話した。林昌勇は日本進出初年1勝5敗33セーブ、防御率3.00をマークした。