原油輸出3位国の帰還が目前…韓国はイラン原油4位輸入国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.25 09:30
イランが国際原油市場に戻ってくる可能性が高まった。24日(現地時間)、米国など主要国との核交渉が妥結した結果だ。国際原油価格の下落が予想される。最近、イランの一日の原油輸出量は70万バレルほどで、ブラジルより少なく、原油輸出順位で23-25位。まだ原油輸出制裁が完全に解除されたわけではない。しかし合意した点を見ると「核交渉妥結の意味を理解しがたい」というのが、ロイター通信が伝えたオイルディーラーの言葉だ。
イランは2007年、一日に250万バレル以上の原油を輸出していた。サウジアラビアとロシアに次いで3番目に多い輸出国だった。米国と欧州連合(EU)の制裁が本格化した昨年、輸出量が70%以上急減した。このためイランは大きな経済的被害を受けた。
しかしイランが国際原油市場に帰還すれば話は変わる。ブルームバーグ通信が先月、原油トレーダーとアナリストを対象にアンケート調査を実施した結果、北海ブレント原油の価格が1バレルあたり12ドルほど落ちる可能性があるというのが一般的な予測だった。最近のブレンド原油の価格は107-109ドル。10%ほど落ちるということだ。