コンピュータ・ゲームに浸っている世界の若者、平昌を通じてスポーツの世界へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.22 17:01
「世界のスポーツ大統領」と呼ばれる国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ委員長(59)が韓国を訪れた。今年9月、アルゼンチンのブエノスアイレスで開かれた第125次IOC総会で委員長に選出されてから初めての訪韓だ。20日午後10時30分に到着し、21日午後6時に出発するまでの19時間という短い滞在だったが、彼は▼朴槿恵(パク・クネ)大統領への挨拶▼2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック組織委員会の訪問▼大韓体育会との昼食会など、忙しい日程を消化した。ドイツ人であるバッハ委員長は、1976年にモントリオール夏季オリンピックのフェンシング・フルーレ団体戦で金メダルに輝いたエリート選手であり、成功した弁護士にして事業家だ。
朴大統領は21日午後、青瓦台(チョンワデ、大統領府)を訪問したバッハ委員長に「IOCの歴史が120年近くなるが、初めて元オリンピック金メダリストが委員長を引き受けるということで、スポーツ界と国際社会の期待が大きい」とし、「バッハ委員長が金メダルを取った76年オリンピックの時にはちょうど韓国選手が初めて金メダルを取ったので、韓国人にも特別な意味がある」と述べた。