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<野球>日本から身分照会要請、呉昇桓「日本か、米国か、今週確定」

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2013.11.21 10:18
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呉昇桓(オ・スンファン、31、サムスン)の日本進出が実現に向かっている。日本プロ野球機構(NPB)から呉昇桓に対する身分照会要請が入ってきた。

韓国野球委員会(KBO)は「19日午後にNPB事務局から呉昇桓に対する身分照会要請を受けた」と20日、発表した。これに対しKBOは「呉昇桓は現在サムスン球団所属選手で、サムスン球団は交渉の意思がある」とNPBに通知した。

 
呉昇桓は現在、米メジャーリーグ(MLB)と日本球団の関心を同時に受けている。呉昇桓に対する身分照会要請は今回が初めて。MLBからはまだない。身分照会の要請は海外の球団が韓国の選手を迎え入れる前に踏む事前手続きで、特定球団が自国のリーグ協会に申請した場合にのみ伝えられる。どの球団が要請したかは公開されず、身分照会が必ず契約につながるとはかぎらない。しかし日本の球団が呉昇桓の獲得に向けて公式的に動いたという意味がある。

身分照会を要請した球団については、阪神が最も有力視される。阪神はその間、南信男球団社長、中村勝広GMら球団関係者が呉昇桓獲得の意向を表してきた。最近は移籍料などを理由に一進一退しているが、中村GMは9月に呉昇桓を視察するため訪韓している。シーズン中には2年7億円(約74億ウォン)という具体的な金額までが流れ、積極的な求愛を見せた。阪神は藤川球児(シカゴ・カブス)が今季メジャーに進出し、チームに確実な抑え投手がいない状態だ。

スポーツ報知は20日、サムスンがアジアシリーズを終え、阪神の呉昇桓獲得交渉が近日中にも決着する可能性が高いと伝えた。日本メディアは最近、「日本国内の他の球団とメジャーリーグのチームが呉昇桓獲得に消極的で、事実上、阪神が“独占交渉権”を持つ」と報じたりもした。

専門家らは、呉昇桓が年俸・役割・球威・周辺環境などを考慮すれば、日本で成功する可能性が高いとみている。ポスティングシステムを通さなければならない米国とは違い、日本は年俸と契約期間交渉などがもう少し自由だ。またメジャーでは中継ぎで起用されるという見方もあるが、日本では抑え投手となる可能性が高い。

呉昇桓側はまだ慎重な立場だ。呉昇桓の代理人は20日、日刊スポーツ(IS)側との電話で、「日本側は以前から大きな関心を見せていた」とし「メジャーリーグもいくつかの球団が関心を表している」と話した。また「今週中に日本か米国か、海外進出路線が決まるだろう」と語った。

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