円が対ウォンで5年2カ月来の安値水準、円安の空襲最終局面で市場は沈黙=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.18 08:53
ウォン円為替相場が5年来の円安を記録した。15日のソウル外国為替市場で円相場は100円=1061.8ウォンを記録した。2008年9月に記録した1060ウォン以来の円安水準だ。それでも市場は沈黙している。昨年末や今年上半期のように輸出への影響が円安空襲を懸念する声はほとんど聞かれない。
市場ではその理由を「衝撃体感の法則」で説明する。ウォン高円安が長く続いたため韓国経済と企業が適応し耐性を育てたという話だ。LG経済研究所のイ・ジソン専任研究員は、「円が10%下落した時、1992~2002年の間に輸出は3.3%減少したが、2003~2013年の間では1.4%の減少にとどまった。ウォン円相場が輸出に及ぼす影響がますます小さくなっている」と話した。