<ヘリ衝突事故>「漢江航路から外れれば10秒以内に衝突」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.18 08:51
ソウル市とソウル地方空港庁は航空障害を起こす恐れがある高層ビル101カ所(高さ地上60メートル以上)とヘリポート488カ所の管理実態を点検すると17日、明らかにした。前日発生したLGヘリコプター(S-76C)の三成洞マンション「アイパーク」衝突事件の後続措置だ。高層ビルが増えているにもかかわらず、瞬間的に発生する航空事故に無防備状態だという指摘が出ているからだ。
チェ・ヨンチョル韓瑞大教授(ヘリコプター操縦学科)教授は「事故地域は(操縦士が主航路として利用する)漢江(ハンガン)から400メートルほど離れているというが、ヘリコプターの速度を考えれば、経路を外れてから10秒もかからない」とし「経路を大きく外れなくても衝突事故が発生する危険がある」と話した。霧など突然の気象変化が発生する場合、漢江沿いに多い高層ビルは危険に露出するということだ。