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南大門手抜き復元に消極的対処、韓国文化財庁長を更迭

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.16 09:39
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辺英燮(ビョン・ヨンソプ)文化財庁長(62)が15日午後、更迭された。

鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相は国宝1号・崇礼門(スンレムン=南大門)手抜き復元問題に対する責任などから辺庁長を更迭することを決め、この日、本人に通知した。辺庁長は直ちに大田文化財庁に立ち寄って辞職書を提出した。

 
辺庁長は3月に就任した後、蔚山盤亀台壁画の保護問題を世論化するなど専門性を見せたが、崇礼門手抜き復元問題が浮上し、就任から8カ月で退くことになった。崇礼門問題の解決に消極的な姿勢を見せ、事態を膨らませたという批判を受けたりもした。

中央日報は崇礼門の手抜き復元問題を集中報道していた。計81カ所で色が剥がれ、天然材料と膠の代わりに日本産の化学顔料を使ったことが確認された。2階の門楼の柱や軒など木材の一部にはひび割れが見つかった。

11日には朴槿恵(パク・クネ)大統領が崇礼門を含む文化財の管理実態を徹底的に調査し、関係者に対して責任の所在を問うよう指示した。

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