【時論】韓露関係、果たして戦略的なのか?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.15 10:30
13日、ロシアのプーチン大統領が8年ぶりに韓国を訪問して朴槿恵(パク・クネ)大統領と2回目の韓露首脳会談を行った。9月にサンクトペテルブルクの主要20カ国(G20)首脳会議で挨拶を交わしたからなのか、両国首脳の会談は終始和気あいあいとした雰囲気だった。政治・外交安保・経済通商・科学技術・文化など主な関心事について幅広い対話をし、これを細部に反映した専門34項目のソウル共同声明を発表した。2件の協定署名と15件の了解覚書締結も行った。
この中で朴槿恵政権の3大対外政策の核心アジェンダである「韓半島信頼プロセス」「北東アジア平和協力構想」「ユーラシアイニシアチブ」について、ロシア側の理解と支持を確保したのが最大成果と思われる。今回の共同声明は、過去に比べて合意内容が豊かで協力の方向性がさらに具体的だというのが専門家の大半の意見だ。逆に解釈すれば、これまでの両国間の諸般の協力が「期待はずれの噂」というように、あまり円滑でなかったという分析が可能だ。