スマホ・テレビ・冷蔵庫を連結…「サムスン生態系」が目の前に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.12 11:39
11日、ソウル・リッツカールトンホテルのグランドボールルーム。「Tizen(タイゼン)」の文字が刻まれたジャンバーを着て登場したサムスン電子ソフトウェアプラットホームチームのチェ・ジョンドク副社長がスマートフォンでインターネットブラウザを押し、アプリをひとつクリックした。なにも設置していないのにすぐに3Dレーシングゲームが実行された。チェ副社長がレーシングカーを高層ビルや森の間へと動かす間にゲームは一度も途切れたり止まったりしなかった。サムスン電子とインテルが主導的に開発している基本ソフト(OS)「タイゼン」を基盤としたゲームが実際に駆動する様子だ。チェ副社長はゲームデモを行った後、「タイゼンで駆動するアプリのパフォーマンスはこのように実感的で生々しい。アプリ生態系もやはりとてもよく成長している」と強調した。
「サムスン生態系」が徐々に陣容を整えていきつつある。サムスン電子とインテルは11日と12日の2日間にわたりソウルで3回目となるタイゼン開発者会議を開催した。タイゼンが今年2月にモバイルワールドコングレス(MWC)で公開されてから初めてアジアで開かれる行事だ。5月にあった2回の開発者会議はサンフランシスコで開かれた。5部門23セッションで開かれた行事には開発者と関連会社社員ら900人余りが参加した。