豪大学の装備で遠隔実験する米国…科学教室の数も把握していない韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.11 15:52
「古い学校のバスを新しいバスに変えようとする。予算総額は12年間(バス運行寿命)で6000万ドル(約638億ウォン)。35平方マイル(約90平方キロメートル)内に住む生徒6500人が狭い思いをせずに利用できなければならず、故障に備えて予備の車両もなくてはいけない。環境汚染を最小化するにはディーゼル・ハイブリッド・液化天然ガス(CNG)・水素燃料電池(HFC)の4種類のバスのうち、どの種類をどれほど購入するのがよいか。いくつかの種類を混ぜて購入することもできる。研究結果は口頭で発表するものの、結論を導き出すのに使った数学モデルを同時に提示する必要がある。各バスの1台あたりの価格と1マイルあたりの維持費、座席数、1マイルあたりの排気ガス排出量は次の通り…」。
米シカゴ郊外の小さな村エバンストン。ここの公立学校(エバンストンタウンシップハイスクール、ETHS)の物理学の授業時間、生徒に与えられた研究課題だ。単純な物理問題というより、経済学・環境工学などさまざまな分野にわたる融合的思考を要求する課題だ。