急変する企業環境、国境も秘密もない=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.11 10:29
#1.今年初め、韓国と台湾のディスプレーメーカーなどが中国に一杯食わされた。打撃を与えたのは中国企業ではなく中国国家発展改革委員会(NRDC)だった。NRDCはサムスン、LGディスプレーと台湾奇美など6社が談合したと判定した。課徴金総額は600億ウォン(約55億円)に達した。このうち半分以上が韓国メーカーに賦課され、サムスンが172億ウォン、LGが201億ウォンとなった。NRDCが談合で海外メーカーを制裁したのは今回が初めての事例だ。法務法人パルンのペク・グァンヒョン弁護士は、「米国・欧州に続き中国が加勢し、談合処罰もいまや完全に国際化した」と診断した。
#2.現代(ヒョンデ)自動車は今月発売する新型ジェネシスにすべての力を集中している。鄭夢九(チョン・モング)会長はジェネシスを「現代自動車のすべての技術が集約された車」と規定した。一部公開された機能・デザインに対する好評とともに海外の競合メーカーも緊張している。だが、ジェネシスのマーケティングは予想外のところで暗礁にぶつかった。問題が生じたのはソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)でジェネシスの名前を使い折句を作るイベントだ。ネットユーザーらは最近水漏れの欠陥が見つかったサンタフェを揶揄するような書き込みをし、これがインターネット上で拡散し当選作より大きな関心を集めた。