【社説】「南北どちらが勝つか」という愚問に「不利だ」という愚答=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.09 13:19
韓国国防部情報本部に対する国会情報委員会の国政監査(5日)で出てきた質疑応答に対し、レベルが低いという批判が出ている。非公開で行われたこの日の会議で、民主党の金敏基(キム・ミンギ)議員が「南北が戦えばどちらが勝つか」と質問し、チョ・ボグン情報本部長は「韓国独自の軍事力では我々が不利だ」と答えたという。これを民主党情報委幹事の鄭清来(チョン・チョンレ)議員が、「南北が1対1で戦えば我々が負ける」とチョ本部長が答えたと、刺激的な表現で公開した。
すると世論が沸き立った。「北の30-40倍の予算を使いながら負けるというのは話にならない」「戦力が不足していると答える将軍を国民が信じなければいけないのか」など、軍に対する非難があふれた。結局、金寛鎮(キム・グァンジン)国防長官が出てきて、「戦争が起きれば北は滅亡する」と話す状況にいたった。この過程を眺める国民はもどかしい限りだ。