<国宝を守れない大韓民国>石窟庵の本尊の台座が揺れている
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.08 10:17
韓国造形美の傑作、石窟庵(ソッグルアム、国宝第24号)の亀裂が深刻だ。中央日報が2、7日、2回にわたり現場取材した結果だ。取材チームは1976年の石窟庵外部未公開措置後、報道機関では初めて文化財庁と仏国寺の承認を受け、本尊がある石窟庵の内部に入った。それぞれ20分間にわたり専門家と一緒に内部を見回ると、およそ20カ所の亀裂が見つかった。
中央日報は文化財庁の2012年石窟庵調査報告書も入手した。報告書によると、石窟庵には計56カ所の欠陥があることが明らかになった。本尊には25カ所の亀裂・破損現象があった。天井には3カ所、側面の柱には6カ所、四天王・十代弟子像など外壁には15カ所、外部ドームには7カ所の問題があった。