英国人の舌をとりこにしている「食の韓流」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.08 09:55
英国の代表的な韓国人の密集地域であるニューモルデン(New Malden)に位置する大型マートのテスコ・エキストラ(Tesco Extra)。5日午後(現地時間)、入口から一番近い陳列台に、見慣れた韓国加工食品が並べられた。その前では韓国食品の試食イベントが行われているところだった。朴槿恵(パク・クネ)大統領の英国訪問に合わせて開始された「ワンダフル-韓国の味」という名前の韓国食品展示・販売行事だ。
陳列台はラーメンや菓子類をはじめ、キムチ・焼酎・マッコリまで、韓国のスーパーマーケットをそのまま持ってきたかのようだった。種類は合計150種類。韓国人が運営する店ではない英国のマートとしては、これまでで最大規模だ。
ニューモルデンは、近隣地域まで含めて韓国人・駐在員・留学生など約2万5000人の韓国人が住んでいる所で、「ニュモルドン(洞)」というニックネームが付けられている。KOTRA(大韓貿易投資振興公社)やホームプラス・CJ第一製糖は、2011年にこのテスコマートで初めて韓国食品展を開いた。英国人にも韓国の食品を知ってもらおうという趣旨だった。昨年には、ロンドン市内の12店のテスコ店舗で同時に行事を開いていて、今年は49店舗に増えた。空輸された韓国の食品だけで100トンに達した。これからは英国で少なくとも49店舗のテスコの売り場では基本的な韓国加工食品が買えるという話だ。