奇誠庸（キ・ソンヨン、２４、サンダーランド）が小さな韓日戦で勝利した。

ポジェ監督が率いるサンダーランドは７日（日本時間）、英スタジアムオブライトで行われたサウサンプトンとのイングランドキャピタルワンカップ（リーグカップ）１６強戦で２－１で勝った。

奇誠庸はこの日、中央ＭＦでフル出場した。奇誠庸はサウサンプトンの日本人ＦＷ李忠成（２８）とＤＦ吉田麻也（２５）を相手に“判定勝ち”した。２人の日本人選手はこの日、先発で出場したが、チームの敗戦を防げなかった。サンダーランドは来月８日、チェルシーと８強戦を行う。

奇誠庸はボジェ監督の就任後初めて公式試合に先発出場した。これまでは交代メンバーとして名を連ねることが多かった。前回のハルシティ戦では出場機会が回ってこなかった。

しかしハルシティ戦で中央ＭＦリー・カッター モールが退場となり、チャンスが回ってきた。ポジェ監督はリーグの前にリーグカップでまず奇誠庸を先発起用したのだ。結果は合格点だった。奇誠庸は水が流れるようなプレーでチームの勝利に貢献した。闘争心が足りないという指摘に刺激されたのか、前半４５分には激しいタックルで警告を受けた。

サンダーランドは後半１４分と後半４１分にゴールを決め、後半４３分に吉田が得点したサウサンプトンに２－１で勝った。