伝統に息吹を吹き入れた韓屋でソンビ精神に出会う(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.06 17:43
ジーンズに使われるデニム素材で作ったトゥルマギ(伝統衣装の外套)、チョゴリの結びひもとトンジョン(チョゴリの襟)のキッ(チョゴリの襟の下の部分)に皮を付けたコート、そして一面の壁を飾った英祖大王の青い道袍…。
5日午後7時30分、ソウル通義洞(トンウィドン)の「アルムジギ」韓屋を訪れたコリアCQ(文化指数)会員の口から嘆声が流れ出てきた。韓国伝統の紳士服を現代的にアレンジした1階の展示作品の前で「伝統と現代の見事な調和だ」と口をそろえた。20日まで開かれるこの展示会は伝統文化を継承・保存する財団法人「アルムジギ(理事長:シン・ヨンギュン)」が企画した「袍、ソンビ精神を着る」。この企画は朝鮮時代のソンビ(学識と人格を持ち合わせた学者)が普段着用していた上着、袍の再解釈を通じて、韓国人の「ソンビ精神」を振り返るという趣旨の展示会だ。