「韓国式教育、果たして手本になりえるのか」…スウェーデンで論争中(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.06 16:04
スウェーデン政界に「韓国式教育」が争点として浮上した。スウェーデンは幼稚園から大学までの無償教育を福祉の根幹にしてきた欧州の代表的な教育強国だ。スウェーデン政府は国内総生産(GDP)の6%以上(2008年基準)を教育予算として使う。これは経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち最上位圏の水準だ。公共教育の質に対する関心も高く、性平等や民主主義の教育も徹底している。保護者は子供が通う学校を自由に選ぶことができ、私立学校を選んでも国庫から支援を受けることができる。
そんな「教育天国」スウェーデンでも、教育競争力低下への指摘が絶えない。大学は高等学校卒業者の修学能力に不満を表していて、企業では熟練した人材が足りないと悲鳴を上げている。そのような中で韓国式の教育までが解決策として登場したのだ。韓国の政府教育支出は4.8%(2010年基準)に達するが、個人はGDPの2.8%を私教育費に使っている。