朴大統領、BBCとインタビュー…「金正恩、信頼できないが対話努力」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.05 10:19
西欧を歴訪中の朴槿恵(パク・クネ)大統領が、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記に対して「信頼することはできない。約束や話をしたことがどうなるのか予測できないから…」と話した。朴大統領は英国BBCとのインタビューで「今、北朝鮮が取っている行動はとても残念だ。約束を全て守らないから…」として不快感を表わした。朴大統領のインタビューは出国前の先月29日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で行われ、4日(以下、英国時間)に放送された。
この日の発言は、1日前の3日にフランスの日刊紙フィガロが報道したインタビューで「必要ならばいつでも(金正恩第1書記に)会えるという立場でいる」と話したことよりも多少強硬だという評価だ。フィガロとのインタビューはBBCインタビューの翌日である先月30日に青瓦台で行われた。朴大統領はBBCとのインタビューで「(北朝鮮と金正恩を)信頼する訳にはいかないが韓国はあきらめてそうするのではなく、どのようにでも対話の門は常に開けておいて説得し、また信頼を積み重ねるいかなる努力もやめないということを申し上げる」と強調した。さらに「対話をするものの、どんな原則を持って行うかということにおいて、対話の門は開けておいても、もし何かの挑発や前回の延坪島(ヨンピョンド)のような事があれば、韓国は断固として容赦なく挑発に対応するだろう」と話した。