朴大統領「日本、欧州統合の過程を参考にすべき」…フィガロ紙
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.04 08:53
朴槿恵(パク・クネ)大統領が、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記との首脳会談の可能性について前向きな姿勢を示した。6泊8日の日程で西欧歴訪に出た朴大統領は3日(フランス時間)、初の訪問国フランスの日刊紙フィガロとのインタビューで「南北関係の発展や韓半島の平和のために必要ならばいつでも会えるという立場を持っている」と明らかにした。「北朝鮮の指導者・金正恩と首脳会談をする準備ができているか」という質問に朴大統領は「私たちは北朝鮮を助ける準備ができている」としてこのように話した。
もちろん朴大統領は「単純に会談のための会談とか、一時のイベント的な会談は止めようと思う」として「最も重要なのは真正性」という前提を付けた。だが今回の朴大統領の発言は、5月の米国ワシントンポストとのインタビューと比較して注目をあびた。当時、朴大統領は南北首脳会談に対する質問が出てくると「今、そんなふうにして何の効果があるだろうか。『手も合わせてこそ音がする』という韓国ことわざがある」と述べていた。南北間の緊張が高まった5月の状況では会合自体に否定的な認識を示していたが、今は「必要ならばいつでも会う」という側に気流が緩やかになったという評価だ。