【コラム】日本ドラマ『独身貴族』にみる人間観…「干渉は嫌いで、友人は必要で」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.01 17:16
一時韓国で流行した「ゴールドミス」と似た単語で日本には「独身貴族」がある。経済的に余裕があるにも関わらず自由な生活をあきらめたくなくて結婚を拒否する自発的シングル男女を意味する。不安定な収入で結婚できない「結婚放棄族」と双壁を成し、日本社会の非婚・低出産現象の主犯とされる人々。フジテレビが今年10月から放映中の『独身貴族』はそんな彼らの人生と価値観に光を当てるドラマだ。
主人公の星野守(草なぎ剛)は有名映画製作社の社長だ。高級リムジンを乗り回し、超高層マンションのペントハウスに米国ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のキャリーに次ぐ靴コレクションを持っている。デートは楽しむが、「デートが終わっても女が家までついて入ってくる」結婚は嫌いだ。「結婚するよりは切腹する」というこの男が、貧しいシナリオ作家と係わり合いながら本当の愛を知るようになる(という流れになると予想される)話だ。