「韓国産化粧品が良くて」…商談・代理店問い合わせ殺到
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.01 14:16
「韓国ドラマを見ていると海苔を食べるシーンがしばしば出るくるでしょう。どんな味だろうかと気になっていたが、実際に食べてみるととてもおいしいです」。
31日午前、ベトナムのホーチミン市国際展示場(SECC)で開かれた「第1回ベトナム韓国優秀商品展示相談会」で会ったリンフさん(50、女性)が、試食用の海苔を口に入れながら話した。彼女の食欲をそそらせたのは、光州(クァンジュ)広域市にある海苔加工メーカー「ヘミロ」の商品だ。5枚入りの焼き海苔1袋が4万ドン(約2000ウォン、約184円)、塩ものは6万ドン(約3000ウォン)と韓国で売っている値段より高い。しかし販売開始後1時間足らずで150袋以上売れた。この会社のキム・サムムン代表(31)は「韓国スーパーで売る海苔よりもおいしいと10袋ずつ購入する人もいるほど」として「私たちの海苔を輸入して売りたいとすでに3人も接触してきた」と話した。
韓国企業の多様なアイデア商品がベトナムをひきつけた。この日一日だけで1万人のバイヤーが訪れたほどだ。韓国貿易協会が主催した今回の展示相談会は、今年9月に朴槿恵(パク・クネ)大統領のベトナム歴訪後に初めて開かれた韓国関連ビジネス行事だ。大邱(テグ)広域市・全羅北道(チョンラブクド)・慶尚北道(キョンサンブクド)などの有望企業48社が参加した。ほとんどが化粧品などの美容やジューサーなどの生活家電、飲食品関連企業だ。これらはベトナム優秀バイヤーらとマンツーマンでの輸出商談を通じて現地進出の可能性を探っていた。またベトナム流通協会長が主管した「ベトナムバイヤー購買戦略および現地進出戦略セミナー」で、現地市場についての実質的な情報も提供された。