【時論】日本の集団的自衛権への対処法=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.31 10:10
10月21-29日、豪州のシドニー・キャンベラなどで現地韓国人に「韓半島の平和と在外同胞社会の役割」というテーマの講演をした。在外韓国人に対する投票権・二重国籍付与が在外韓国人社会に及ぼす影響とともに、韓半島状況に対する認識を知ろうという意味もあった。
在外韓国人社会は投票権付与の決定後、与野党・地域・理念で分裂し、前回の大統領選挙後には与野党の政治組織ができ、対立様相にある。2016年の総選挙と2017年の大統領選挙では与野党が在外韓国人を対象に激しい選挙戦を繰り広げると予想される。筆者は講演会で在外韓国人社会が国内政争のため分裂・対立するのは問題だと指摘した。豪州にまで来て地域別に分裂したり、すでに勝敗がついた理念対決をするのは時代錯誤的だという指摘もした。むしろ政争を日常的に行う国内政治家を在外韓国人が投票で審判することを提案し、多くの人たちが賛成した。