羅先特区を媒介に接近する北朝鮮-モンゴル
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.29 08:53
モンゴルのエルベグドルジ大統領が28日、平壌(ピョンヤン)に到着し、北朝鮮訪問日程に入った。エルベグドルジ大統領は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記長と首脳会談をする予定だと、韓国政府当局が明らかにした。ある当局者は「モンゴル大統領の訪朝は2004年12月以来。金正恩にとって執権後初めての首脳会談となる」と説明した。2004年に当時のバガバンディ大統領が訪朝したが、金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長と会談し、金正日(キム・ジョンイル)総書記とは会わなかった。
エルベグドルジ大統領はこの日午前11時55分ごろ、平壌順安空港に到着し、招請者の金永南常任委員長に迎えられた。労働新聞はこの日、「親善の情を抱いて来る使節」と題した社説で、「モンゴル大統領の今回の訪問が双務親善関係を一段階拡大発展させるうえで意味のある契機になることを期待する」と明らかにした。