【コラム】韓日関係:勇気ある者が、先に手を差し出す
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.10.28 15:29
「なぜ韓国メディアは、日本が間違っていることだけを浮き彫りにするのか。いつまで日本に謝罪しろとだけ言うのか。以前は日本の閣僚が言うべき事は言いつつ韓国が反発すれば謝罪していたとしても、今後はこれ以上そんなことはない」。
先週、東京で開かれた第3次韓日言論人対話。韓日両国の中堅記者20人余りが向かい合って座った。雰囲気は物静かだったが行き来する言葉は初冬激しい風のように冷たかった。自ら誤りを認めながら始めた話も、なぜか最後まで聞いてみると自国の立場を強弁する内容である場合が多かった。「先日、東京の某所で少数の極右要人が『韓国を叩きつぶそう』などと嫌韓デモを行いました。日本人として恥ずかしい姿でした。同じように韓国も安全な日本の水産物を理由なく禁輸して、数十年前に全て終わった徴用被害者の賠償を再度要求するのは法治国家として有り得ないことです。韓日関係の根幹を揺るがす行為です」。