韓国型MD本格化…米国からミサイル112基購入推進
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.28 08:42
韓国軍が「ミサイルを撃つミサイル」と呼ばれるパトリオットミサイルを大量補強する。韓国型ミサイル防衛体系(KAMD)構築の一環だ。パトリオットミサイルは1991年の湾岸戦争当時、イラクのスカッドミサイルを迎撃して有名になった米陸軍の地対空ミサイル。
防衛事業庁の関係者は27日、「政府が最近、米国とミサイル迎撃用パトリオットミサイルの追加購買協議を進めている」と明らかにした。海外への米国軍需物資販売を総括している米国防総省国防安全保障協力局(DSCA)も最近、こうした事実を確認した。
DSCAは「韓国政府がパトリオットミサイル112基と関連装備および部品、訓練、軍需支援を購買できるかどうかを打診してきた」と議会に報告した。米国が主要軍需物資を海外に販売するためには議会に報告しなければならない。2月の北朝鮮の3度目の核実験と昨年12月の長距離ミサイル発射で韓半島での軍事的脅威が高まったと判断しているため、議会の承認を得るのに問題はないと政府は見ている。